ポキン、蟹太郎。達者でなアー
〇見よこの満面の笑み。
準備万端。
レッツスタート!
無言の宴が進むのでした。
剥かれた身は焼きガニに。
丸ごとの蟹はねじり折り、啜り、しゃぶり、噛み砕かれ、蟹のキチン質の外骨格が累々と積み上げられていくのでございました。
宴の最中に「『えん』を閉めて帰ります―」と顔を出して帰った土田さんは
後日、こう語っていたそう。
土田「なんかみんな下を向いてシーンとしているから、なにか面倒なことがおこって会議をしているのかと思ってそっとドアを開けたら。。。。」
土田「カニ臭っさー!」
土田「ええ、会議なんかじゃなく、全員無言でカニをむさぼっていました。。。。。」
組長、ハギー両隊員共満足できた様子、ここにカニリベンジなる。
しかして一方的にカニを制圧した我ら、帰り道暗がりからの奴らの奇襲に備え、
満足に腹さすりながらも、さする手は「グー」の形。
さらば人々を魅了し狂わせる赤き悪魔よ。
またいつの日かあいまみえんことを!
―完―