KAGASHIZA事務局(長)日誌

事務局日記ではなく事務局長の日記なのでまあ色々書くの。うん。

地獄ゴクゴク獄ラクラク

〇本日はかがし座で「高齢と福祉」という切り口で高齢の母であるみつえさんと和製ヘレンケラー・といえば聞こえは良いがむしろ妖怪じみている橋本克己氏、またその妖怪と丁々発止のダマしあいを重ねながらも週1で泊まり介助に入り続ける山下さんの、ここのところの試合経過をわら細工の研修としておこなったようだ。

 

おこなったようだというのも、本日はワタクシかがし座にはおらずin池袋。

やはりテーマとしては同じく「高齢」といった切り口を持つ「高齢協」(高齢者問題などに携わる高齢者生協ですね)の東日本ブロック会議&研修に出席しておりました。

おお、まじめな話だこと。

 

それこそ学生時代は文芸座やら文芸地下でかかる映画の安さとラインナップによく来たもののトーンと来なくなってイクセーソー。まったく道わかんねーぞw

 

会議の方は性格上(?)事業ありきで始まったいろいろな関わりがいまひとつ地域的な展開にならず、どうしたものかといったあたり、また今後の介護保険の引き締めにどうあたっていくかという辺りがテーマではありました。

 

健康日本21やら日本会議などのくだらないかじ取りを含め、非常に選ばれたもののみが必要な支援を受けられるようになる社会。そうした格差に対して問題化していた部分も多かったのですが、実際上の「わら細工」での研修的なやっとやっと持ち寄って、かつ開き直って地獄で暮らせば意外や暮らせるものなのだ。といったドラスチックな視点の持ち方は此処にはなく、ちょっと今更贅沢な話でもあるなあと思うのは実際のところでもありましたん。

 

まあもちろん為政者に地獄で暮らせと落とされるのと、自分で地獄で暮らしているのは大きな違いではあるけれど、地獄じゃなきゃ見れない水連だってあるとは思うし、それが自分の居場所のような気もするのです。

 

f:id:KAGASHIZA:20190216235936j:plain

バブル全開の痛快時代劇 林海象の「ジパング」の主人公は地獄極楽丸。名前だけはなぜかずーっと覚えているけど中身が思いだせないんだなこれがw



 

 

 

〇なんだか交流会が予定されていたけど会場の都合で行けなくなったようで会合終わり次第早々に池袋を出立。池袋で買い物をすませバスにて西新井を目指します、

ぶっぷう。

 

人ごみを後にして見慣れぬ車窓。

ちょっとした旅行気分の小一時間で。

 

f:id:KAGASHIZA:20190216231314j:plain

f:id:KAGASHIZA:20190216231318j:plain

巣鴨界隈は旋回にご注意ください。

ぬっと出る特殊車両の鼻っ柱はまるでリアルなロボットのようで。

 

f:id:KAGASHIZA:20190216231335j:plain

王子近辺は窓に巨人が潜む。

飛鳥山にてラムネでも飲みに来たのかしら。

きっとゲップは暴風のようだろうね。

 

 

f:id:KAGASHIZA:20190216231307j:plain

川を渡ればもうすぐ西新井。

 

 

〇到着した西新井は緑色の空がお迎えしてくれた。

f:id:KAGASHIZA:20190216231303j:plain

 

寒さと旅行気分で気づけばおでんと焼き鳥の暖簾をくぐっているワタシ。

出てきたおでんは黒おでんなり。

ふむ、西新井は静岡でもあったのか。

f:id:KAGASHIZA:20190216231311j:plain

店内の喧騒の中イヤホンを耳にしてみる。

シオンから愛川欣也の「ルンペンブルース」(笑)渥美清の「遠くへ行きたい」が流れ出たのははまりすぎw

 

駆けつけ3杯はハイボールハイボール芋焼酎少なめのお湯で割ってお勘定。

隣で〆に立ち食いそばを手繰る。

 

蕎麦旨し。

天ぷらまずし。

雰囲気や良し。

旨すぎては何かを損ねそうだ。

 

 

駅への道すがら、ちょいとした旅情は気を大きくし何年振りかのパチンコ屋へと足が向く。

 

散財。

イタタタタタタタタタタタタ。

 

気のいい店員がくじを引かせてくれた。

ミルージュがもらえるんだってさ。ヤクルトの親玉みたいなやつ。

 

でも「コレ¥5000のミルージュかー、高くついたなー」

なんて自分騙すのもみみっちくつまらないのでくじは置いて行く。

負けた時は負けを楽しむのがいいんだいと強がってみる。

(っていうか酒飲んで寒い道歩くのに冷たい乳酸飲料はいらんよw)

 

 

埼玉から東京へ。

地獄極楽ぐるりと周りルーティンな暮らしがツルッとリセットされたような気分になる。ずいぶん安上がりな気分転換だが効果は大だw

 

f:id:KAGASHIZA:20190216231324j:plain

太師線はいい色の電車。

 

帰り道の車内は李礼仙「ジュクに風が吹く」

から始まりジミークリフの「アンダー ザ サン」経由で到着の武里駅にドアが開けばサッチモの「ハロードーリー」がかかる。

 

電車の真向かいのじいさんはバッグから1.8Lの焼酎パックのぞかせて失禁していたけどmp3から流れるいいローテーションに明日がハレでも雨でもきっといい日だろうなんて気がしてくる。

 

おまけにこの曲を。

失禁してたおっさんも聞けw

www.youtube.com